逆子の原因とは?
子宮の中で赤ちゃんの頭が上で、おしりや足が下になっている通常とは逆の位置にいる状態です。カラダの歪みによる腹腔骨盤腔の形の変更により子宮の傾き、変形が発生して元に戻れない状態をさします。
本来出産が間近になると、胎児は頭が下の方へ下がってきます。この時期は、脳の比重がカラダの比重より重くなるため、逆さまになるのです。この自然現象の妨げになるのが、
①臍帯がカラダに巻き付いて身動きに制限が生じている状況
②骨盤腔の内圧が減少している状況
などが挙げられます。
①の原因に一番大きく関与するのが自動車です。
胎児は子宮の中で「Cの字の形」で羊水中にプカプカ浮かんでいます。
ですから自動車の加速減速時の慣性力により、回転してしまうのです。
その結果、臍帯がネジネジ状態に捻れたり、体へ巻き付いたりしてしまいます。
これの程度によっては、大変な状況にまで発展してしまう場合もあるので、極力自動車は控えて下さい
②の原因としては、歩行不足や不良姿勢、
ではなぜ、
骨盤腔の内圧が減少すると逆子になりやすいのか?
人体には「4つの腔」が存在します。
上から順に
頭蓋腔
胸腔
腹腔
骨盤腔
です。そしてこれらの関係が正常な状態においては、下へ行くほど内圧が高い状態になっています。
皆さんは、浮沈子をご存知ですか?
ペットボトルを外から押すことによって、浮沈子の中の体積が縮小して浮力が小さくなり沈みます。逆子はこれの逆現象で、仙腸関節(骨盤)の緩みにより骨盤腔の内圧の減少状態となり、胎児の体積が膨張傾向へと向かうことで起きやすくなります。
当院の逆子の施術について
鍼・整骨施術により、仙腸関節(骨盤)が正常な位置へと変化することで、正常な骨盤腔の内圧が形成され、逆子が改善されやすくなります。また、脳脊髄液の還流改善や、脳への血流量の増加も付随して起こるので、メンタルストレスの軽減にも役立つ結果となりやすいです。
逆子治療の口コミを御覧ください。
3 か月前妊娠8ヶ月で逆子になりました。一回目の治療で、骨盤を整える施術と、さらしの巻き方や逆子に良い動作などを理論的に教えて頂き、病院で聞いた逆子体操より納得できる指導でした。
それから2日ほど経ち、夜寝ていたらお腹にギュッとした痛みのようなものがあり、飛び起きました。
もしかしたら…と思って、次回の妊婦検診で診てもらったら、逆子が治っていました!
妊娠後期でもう無理かと思っていたので、本当に良かったです。
その後も継続して骨盤治療に通い、通常分娩で出産できました!三回いきんだだけで出て来てくれて、病院の先生が「何もすることないじゃんっ!」って言うほどの超安産でした。
逆子で悩んでいる人に知ってほしいと思いました。