膝と足の痛み

膝関節症について

発育期においては、オスグッドシュラッター病・離断性骨軟骨炎・ラーセンヨハンソン病などがあり、それ以降においては、半月板損傷。膝関節靭帯損傷・タナ障害・変形性膝関節症・偽痛風・慢性関節リウマチなどがあります。

膝関節症の主な原因は?

関節のアライメント異常による機能障害により、炎症反応を引き起こしたものです。正常な関節は本来、摩擦が殆どない状態になっており、炎症反応は起こりません。新しいハサミを使用すれば手は疲れませんが、錆びついたハサミを使用すれば直ぐに疲れてしまいます。摩擦が起こるから炎症が発生し、関節の変形にもつながるのです。

種々の原因により関節アライメントに障害が起こると、摩擦による熱が発生し、滑液自体も熱を持つので、分子構造が破壊されてしまいす。結果として滑液が混濁したり、粘度が低下してしまいます。粘度の低下現象は、各分子が熱総量を限界まで吸収して、自由運動を開始するからです。

解りやすく言いますと、バターはヌルヌルしてよく滑りますが、熱していくとサラサラになっていきます。これは、バターがどれだけ熱容量を蓄積したかで決まるのです。そうすると、各分子が限界域までいくから自由運動を開始して、各自で動くから定位置にいない、勝手に動いている状態です。→サラサラ状態→粘度が低い状態

 関節内における鬱熱の結果として、潤滑が保全されないと、可及的に高分子のピロリン酸カルシウムや尿酸ナトリウムを、粘性を高める為に関節内へ投入していきます。(関節保全目的)それでも鬱熱が改善されないと、「もっと、もっと・・・」という形で濃度が高くなり、痛風や偽痛風を発症するのです。

当院の膝関節症に対する施術とは

医科においてはよく、膝関節内へのヒアルロン酸注射をしますが、これは潤滑剤としての関節内滑液は、粘度が高いと摩擦が発生しにくく(よく滑る)、低いと摩擦が生じてくるため、分子量の大きなヒアルロン酸を注入することで、関節滑液の粘度を高めているのです。

下肢全体はすくなくとも連動的に動いており、それに関連する筋肉も連帯しています。股関節・膝・足関節、どの部位に障害があっても、それぞれのリンクを考慮した施術が大切であり、その上で局所における対応をすることで、早期回復が望めます。

変形性膝関節症

膝の関節は3つの骨は組み合わせってできています。その中で大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)は骨がぶつからないように軟骨が覆われています。また半月板というクッションの役目の担う軟骨もあります。関節には関節液が満たされていて、酸素や栄養を補給しています。半月板や軟骨が次第にすり減って変性することで、すり減った軟骨の一部が関節液に混じり、関節包の内側にある滑膜を刺激します。すると、滑膜に炎症が起こり痛みを発生することを変形性膝関節症と言います。

むくみ

体内の水分の割合はほぼ一定に保たれていますが、細胞間隙の水分(間質液)が多くなることが浮腫といわれている症状です。ちなみに 身体の約6割は水分といわれていて、その3分の2は細胞内(細胞内液)に、3分の1は細胞外(細胞外液)にあります。体内の水分は細胞や血管などを往来して細胞に栄養を送り、老廃物を排除したりしています。そのため、原則、体内の水分の配分が変わることはありません。

O脚

両膝が外側に曲がった状態。左右の内くるぶしを接しても、左右の膝の内側が接しないものです。

X脚

両膝が内側に曲がった状態です。左右の膝の内側を接しても、左右の内くるぶしが接しないものを指します。

足部について

足関節捻挫・踵骨骨端鞘・アキレス腱滑液包炎・踵骨棘及び足底筋膜炎・足根管症候群・通風性関節炎・第一ケーラー病・モートン病などがあります。

足部の捻挫は

足部の捻挫は、外側の損傷と内側の損傷がありますが、外反時での三角靱帯(内足部)の損傷は強靭な靭帯であるため、骨折を引き起こす場合があり要注意です。底屈での損傷は距骨が損傷されます。すなわち、外反・底屈での捻挫損傷は重篤な状態です。骨軸バランスが大きく失調され、大きな推進力失調を引き起こす為に、立位・歩行時におけるアンバランスが長期化され、二次的・三次的に様々な問題を発生させます。

モートン病(神経腫)とは

中足趾節関節において趾間神経が擦られ、良性の神経腫瘍を形成し、滑液包が損傷して、しびれ感や痛みが強く出ます。

当院の足部に対する施術とは

踵骨骨端鞘・アキレス腱滑液包炎・踵骨棘及び足底筋膜炎・足根管症候群も含め、足部の縦横アーチの改善と、重心バランスが改良されるにより、各部の潤滑が獲得され、解放へと向かいます。

変形性足関節症

足関節の軟骨が炎症して痛みが発生する病気です。ねんざを繰り返したり、骨折をすると、足関節の靭帯がゆるみ不安定な状態に陥ります。また加齢により軟骨が老化して、体重の重みを負担できなくなり、変形性足関節症になりやすくなるといわれています。

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投稿日:2019年5月8日 更新日:

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