子宝に恵まれた方は、かけがえのない幸福感を得るとともに、妊娠中におけるつわりなどをはじめとした体調不良や出産までの漠然とした不安、その先の子育てなど、これからにおける心配事が色々と頭によぎると思われます。今後起こりうる問題の未然防止のため、また、より良い出産に向けてのお手伝いができればと思います。
妊娠中における施術目的
・内分泌系の異常を防止する
・胎児の健全な発育の保全および促進
・流産防止
・安産へ向けての指導および体調管理
・出産後障害の防止(産後鬱・ヒステリー・心身症など)
※妊娠後期に発生しやすい重心バランスの不良増大時では、脳への血流不全を引き起こしやすく、代償性反射における血圧の急激な上昇や、それに伴う乏尿などが生じて、母子ともに危険にさらされる妊娠中毒症発症のリスクが増大してしまいます。→出産後に何ともなくなるのは、重心不良が解消されるためです。
仙腸関節(骨盤)の位置異常発生により骨盤腔のひずみが生じてしまい子宮が傾きます。
胎児への悪影響 ●早産・流産リスク増大
早産・流産リスク増大要因として
コルセットやガードルなどでの腹部圧迫が挙げられます→●風船状の子宮が力学的に圧迫されるから
- PCO2↓PO2↑が起こり、胎児が酸素過剰状態となるから
当院では、伸縮性のある簡易的な腹帯ではなく、サラシによる腹帯の推奨及び巻き方指導をしております。
全身的な重心バランスの失調が起こり→母体の免疫システムの低下→胎児へ悪影響を及ぼす可能性のリスク
これは、胎児は羊水中に排泄物を出していく為に、母体側はそれらを多少なりとも吸収し常時解毒しています。これらがスムーズに行われないと、濃度が高まるため、DNAが傷ついたり、アレルギー症状を発症したり・・・などのトラブルが起こり、その後は胎児への悪影響にもつながるからです。
当院の早産・流産のトラブル回避をするための施術について
鍼・整骨施術により、重心バランスを整えることで、安産へのサポートや妊娠中・産後における様々なトラブル回避に努めます。