更年期障害

更年期障害により悩む方も大勢いらっしゃるかと思います。
多く見受けられる経過としては、「生理周期が短くなり、その後だんだんと周期が長くなっていく中で最終的に無くなる」です。

症状としてはホットフラッシュが有名ですが、肩こり・腰痛・不眠・イライラ・動悸・息切れ・憂鬱感・頭痛・昜疲労・倦怠感・めまい・乾燥症状・・・など、心身ともにあらゆる症状が出現します。

原因は、卵巣機能の低下における女性ホルモンの急激な減少によるとされています。しかし一方で、同じ状況下にありながら無症状の方の存在もあるのです。この矛盾はどうして起こるのでしょうか?「婚約期鬱」「マタニティーブルー」「産後鬱」「子育て時の鬱」「引っ越しに伴う鬱」「五月病」「小1プロブレム」「中1ギャップ」

呼び名が違うだけで、本態は全て同じ原因からなっているのではないでしょうか?これらも、同じ状況下の人において皆が発症するわけではありません。

近年では、男性の更年期障害なども言われ始めましたが、

そもそも何故女性が多く発症するかというと、女性は骨盤部が男性に比べ広くなっており、そのため男性よりも重心が低位にあります。これにより、直立軸のアンバランスが発生した際には、男性は骨盤部で・女性は頚部でバランスをとる為、男性は腰痛・女性は頭痛や肩こりを自覚しやすいのです。よって女性の方が、脳血流の低下に伴う自律神経症状を発症しやすいのです。これはまた、自己免疫疾患が女性に多発していることとも関連あるのではと考えます。

子供においては、小1・中一時期はそれぞれ、歯の生え変わり時期・永久歯が生えそろう時期であり、顎・口腔バランスが不安定になり始める時期・歯列が良くも悪くも決定される時期となっています。

東洋医学では更年期障害を、「血の道症」として捉えてきました。すなわち、東洋医学で言うところの「血」をしっかりと補えば良いとされています。

「ヤル気が出ない・イライラする・不安になる・身体がだるい」などの、自律神経症状で悩む子供も女性も誰もが、「努力が足りない訳でも・性格が悪い訳でも・弱い訳でも・怠けてしまっている訳でも」ないのです。血流が悪いだけなのです。

真面目な方ほど一所懸命に頑張ろうと、セミナーに参加したり・読書して心のトレーニングしたりと努力されています。それでもなかなかうまくいかず、自分を責めてしまう方もおられるようです。でもそれはあなたが悪いのではなく、身体の準備が整っていないだけなのです。

更年期障害に対する当院の施術について

鍼・整骨施術により、重心不良が改善される中で脳虚血状態も解消へと向かい、様々な諸症状の緩解へと努めます。

投稿日:2019年5月26日 更新日:

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