当院でも、様々な不定愁訴を抱えて来院される方が多くいます。
頭部や頚部における症状は脳に近いこともあり、不安になって病院での検査を受診されてから来院される方も多いです。幸いに、特に目立った異常が発見されないケースがほとんどですが、実際には様々な要因が複雑に絡み合っています。これは検査結果において異常無しだから大丈夫なのではなく、未だ病気にまでは成っていないことを確認できたと言うことです。
解りやすく言いますと、病名がつく状態は色で表現すれば黒です。大半の方はグレー色なので、検査結果上は「異常無し」になるのです。白に近いグレー色から黒に限りなく近いグレーまでの全てが、この「異常無し」に含まれます。病名の診断がつく状態は、病が完成された状態にまで進んでしまった状態なのです。大切なことは、グレー色の状態を黒色にさせない為の、的確な施術や生活習慣の改善であることは、おわかり頂けると思います。
これまで、どこを受診しても「異常無し」の結果で、つらい症状の「原因がわからない」ことによる不安までも重ねて悩まれている方は多くいらっしゃると思われます。
当院では、「結果」としての症状にアプローチするだけでなく、現在の症状が発現するまでの過程を十分考慮した上で施術しております。大きな病が潜んでいる可能性が考えられ場合には、病院での検査受診をお勧めします。
不定愁訴群発生の原因
・重心不良による姿勢保持の為の筋肉への過剰なストレス
・筋組織内における乳酸の過剰産生及び乳酸の排泄不全
・筋組織内への乳酸貯留による易疲労感(疲れやすい・持続的肉体疲労感)
・持続的筋緊張による血管の圧迫及び伸長→血液循環の低下
当院の不定愁訴症候群の施術について
鍼・整骨施術による重心不良改善により、過剰な筋緊張の緩和・血流改善へと向かうことで、不定愁訴に対応します。