認知症発症の原因について
高齢者の増加に伴い、認知症患者は増加の一途をたどっており、社会問題にもなっています。認知症発症のメカニズムに「アミロイドβタンパク」の関与が科学的にわかっており、画像診断においては脳萎縮が認められる疾病です。
「アミロイドβタンパク」は認知症に見られる老人斑の大部分を構成するタンパク質で、健康な人にも存在し、通常は短期間で分解・排出されます。大きな物ができて排出されずに蓄積することで発症してしまい、経過的に線維化しています。
脳は、精神的、外傷的、化学物質的、熱やフリーラジカルなどのストレスに対し、生化学的反応による処理や熱処理する能力を持っています。(小児はすぐに熱飽和するので発熱しやすい)
ところが、処理能力不足や調節不足がストレス障害をもたらし、認知症やその他の脳疾患、自律神経障害を引き起こすのです。
脳の萎縮病変があった場合、脳が小さくなって空いたスペースは水を中心とした物質で置き換えられます。水と油では,水の方がエネルギー蓄積容量が大きく、脂肪脳では対応できない場合、外部からの莫大なエネルギーを水の中に蓄積するのではと考えられます。また、先述のアミロイドβタンパクの線維化においても、線維の特徴は記録である(レコードなど)ことからも納得できます。
脳脊髄液の還流が大事とは?!
じっとしていると髄液が浮沈してしまいます。仙骨は形状ポンプになっており、髄液を動かしている髄膜がたれている所が仙骨に付着しています。ここの障害により仙腸関節(骨盤)の異常で還流障害が発生し、髄液が古くなり脳室から周辺投射していく部位での髄液圧低下症や亢進症が起こります。
非水頭性髄液圧亢進症は、アルツハイマー・脳血管性痴呆に次ぐ、第3の認知症を生む疾患といわれています。
神経細胞は興奮すると温度が上昇するので、脂質融解しないために含水膨張します。その後、水は髄液路へ行き、脳室へたまります。
- ずっと興奮すると脳圧が過剰上昇して神経細胞が破壊されます。→
見た目は脳萎縮像として確認されます - 破壊前は見た目変化なく→機能的認知症
当院の認知症の施術について
鍼・整骨施術で仙腸関節(骨盤)・